インタビュー
先週の金曜、グリーンカード取得への最終関門(?)、
移民局でのインタビュー(面接)のため
またまたホノルルへ。
朝9時30分のアポイントだったため
4時半起きで始発の便に乗る 。
7時過ぎにホノルルに着いて、レンタカー し
この前のバイオメトリックスの二の舞にならないよう
まず面接会場のビルをきちんと突き止めて、それから朝食を取り
9時過ぎには再び会場に戻って、受付を済ませた。
もぅ完璧じゃない、私たち!
そう、本当に私たちはこのインタビューに向けて
万全に準備をしてきた。
本当に残念なことに、基本的に移民局は私たち申請者を
性悪説に基づいて見る、といわれている。
つまり、グリーンカード欲しさに偽装結婚をしたのではないか
という疑いの目を最初から持っている、ということ。
まぁ中には本当にそうやってグリーンカードをとった人もいるようだから
仕方ないのかもしれないけれど
人をそういう目で見ることも、また見られることも
ネガティブなエネルギーが生まれるので
決して心地のいいことではない・・・。
というわけで、そういう移民局に対して私たちはこれまでも
また、このインタビューでも
身の潔白(?)を示さないといけない。
だから、万全の準備をしてきた。
移民局からの手紙にこまごまと記された指示を何度も読み(夫が、ね)
これまでに提出した膨大な書類のコピーを持ってくるように、とのことだったので
せっせとコピーをとった。
偽装結婚でないことを示すためにジョイント(共同名義)の銀行口座を開き
クルマの名義もジョイントに変更したし
夫の何人かの友人(兼クライアント)に頼んで、
夫が信頼できる人物であり、過去に夫に仕事を依頼した経験や現在も依頼中であること*
また私たち夫婦はラブラブですよ、
という趣旨の手紙も書いてもらって、持参した。
* 私のグリーンカード取得に関して、夫が私のスポンサーという立場になるので
スポンサーとして十分な経済力があり
今後もそれだけの収入の見込みがあることを示さないといけない。
また聞くところによると
本当に一緒に暮らして実態のある夫婦であることを確認するため
夫は妻が、妻は夫が、それぞれどんな歯ブラシを使ってるか
を質問されたカップルがあるらしく、
私たちも念のため、確認し合ったりして・・・。
さて、前のインタビューが長引いたのか、
私たちが呼ばれたのは9時50分ごろ。
担当のオフィサーに連れられて小部屋に入り、
席に着く前にまず、右手を挙げて宣誓。
その後インタビュー開始。
しっかしまぁ、こんなに無愛想なアメリカ人もいるのだ!
無表情で淡々とインタビューを進めていくこのオフィサー。
機械のような日本人はそれなりに沢山見てきたけれど
私のなかのアメリカ人像は(特にハワイでは)、陽気で気さく!だったので
その対極にいるような彼には、正直言って驚いた。
彼は手元に、私たちがすでに提出した書類一式をファイルしたバインダーを広げ
(コピーを持っていく必要なかったじゃない〜)
何かを書き込んだり、質問したり。
(歯ブラシは聞かれなかったよ〜)
また彼は、証拠品の一部としてもって行った挙式やパーティの写真
−それも、自作自演(?)ではなく、多くの方々に集まっていただいて、本物の挙式をしたことがわかるもの−
には、パラパラと目を通したものの
「全部見る時間はないから」と、返却。
友人に書いてもらった例の手紙の束も差し出すと
「別に要らないのに・・・」と言いながら、目を通すこともなくそのままファイル。
(えええ〜、持って来るよう指示があったじゃない〜)
途中、
無愛想とはいえ、特に問い詰めるような厳しい態度ではない彼に、夫が
「1日何組くらい面接するの?」と、逆に質問する一幕もあり・・・。
(答えは、10〜17組程度、とのこと。 そりゃまぁ、機械的にもなるわねぇ・・・。)
結局、彼は私たちに対する疑念も問題も基本的にナシ、という印象。
なのに、なのに・・・問題は意外なところに
それは、私たちがこのグリーンカード申請の前に
婚約者ビザという別のビザを申請したこと。
#婚約者ビザは「アメリカ市民の婚約者として結婚を前提に入国するためのビザ」で
#結婚前に、日本にいるときに申請した。
私たちはいったん婚約者ビザを申請をしたものの、
取得が挙式の日取りには間に合いそうになかったので、申請を取り下げ、
結婚後に改めてグリーンカード(永住権)を申請しなおした。
そしてその際、移民局に電話 して指示をあおぎ、取り下げの理由も文書 で報告した。
ところが、こちらが取り下げようが、移民局の記録としては
移民局側がビザの発給を拒否した、
ということになるらしく
しかも、彼のもとには拒否した理由は届いてない。
つまり、ビザを発給するわけにいかなかった「ワケあり」人物か!?
という疑念があるわけ。
なぬ〜!?
で、その取り下げのやり取りの文書は今日持ってきたか?
とたずねるオフィサー。
ンなもん、もう終わったことと思ってた私たちがわざわざ持参するはずもなく・・・。
結局、私たちの婚約者ビザ申請を取り扱ったメインランド(本土)の事務所から
「拒否」の理由やいきさつに関する情報を彼が取り寄せる手続きをとって
インタビューは終了。
時刻は10時20分になるか、ならないか。
ああ、それにしても
私たちが持って行った書類は何一つ目を通すことなく
唯一持って行かなかった書類を欲しがったオフィサー。
何となく、どよ〜ん とした空気が私たちを取り巻く。
問い合わせをするたびに違う返答をするような移民局の
一体誰が、私たちの婚約者ビザ取り下げの理由を彼に告げてくれるだろうか・・・。
そもそも、私たちの取り下げの理由がきちんと記録されてるだろうか・・・。
当時、最善と思って起こした行動が、
結果的に仇(あだ)になったように思えてならなくなった。
あああ。
気の悪いまま数時間経って、ふと気がついた。
私たちが申請を取り下げた本当の理由は見つからないかもしれないけど
逆にいえば、
移民局が私たちの申請を却下しなければなかった理由も、見つからないはず。
だったら、何も問題はないじゃない
すぅ〜っ と、楽になった
その後は予定通り、(コナでは買えない品の)ショッピングと美容院 。
(今回見つけたオモシロ写真。スエーデソ式指圧(?)マッサーヅ!?)
美容院を後にして、迎えに来てくれる夫を待つ間にぶらぶら歩いてると
ヒルトンハワイアンビレッジに。
ああ、去年も来たなぁ・・・なんて思いながらそのまま中へ。
歩き疲れたし、プールサイドのバーでトロピカルカクテルでも・・・
と思いかけた私の目に飛び込んできたのが
ラーメン の文字!
食べたぁぁぁい!
その瞬間、去年ワイキキに天下一品を見つけたものの行きそびれたことを思い出した。
どうせなら、天一に、と思うものの、やっぱりちと遠い。
仕方なく今回もあきらめて、目の前のラーメン屋さんに入った。
「一人ラーメン」デビュー;;;
日本でなら特に美味しいとは思わないような味噌ラーメンが
やけに美味しく感じた。
移民局でのインタビュー(面接)のため
またまたホノルルへ。
朝9時30分のアポイントだったため
4時半起きで始発の便に乗る 。
7時過ぎにホノルルに着いて、レンタカー し
この前のバイオメトリックスの二の舞にならないよう
まず面接会場のビルをきちんと突き止めて、それから朝食を取り
9時過ぎには再び会場に戻って、受付を済ませた。
もぅ完璧じゃない、私たち!
そう、本当に私たちはこのインタビューに向けて
万全に準備をしてきた。
本当に残念なことに、基本的に移民局は私たち申請者を
性悪説に基づいて見る、といわれている。
つまり、グリーンカード欲しさに偽装結婚をしたのではないか
という疑いの目を最初から持っている、ということ。
まぁ中には本当にそうやってグリーンカードをとった人もいるようだから
仕方ないのかもしれないけれど
人をそういう目で見ることも、また見られることも
ネガティブなエネルギーが生まれるので
決して心地のいいことではない・・・。
というわけで、そういう移民局に対して私たちはこれまでも
また、このインタビューでも
身の潔白(?)を示さないといけない。
だから、万全の準備をしてきた。
移民局からの手紙にこまごまと記された指示を何度も読み(夫が、ね)
これまでに提出した膨大な書類のコピーを持ってくるように、とのことだったので
せっせとコピーをとった。
偽装結婚でないことを示すためにジョイント(共同名義)の銀行口座を開き
クルマの名義もジョイントに変更したし
夫の何人かの友人(兼クライアント)に頼んで、
夫が信頼できる人物であり、過去に夫に仕事を依頼した経験や現在も依頼中であること*
また私たち夫婦はラブラブですよ、
という趣旨の手紙も書いてもらって、持参した。
* 私のグリーンカード取得に関して、夫が私のスポンサーという立場になるので
スポンサーとして十分な経済力があり
今後もそれだけの収入の見込みがあることを示さないといけない。
また聞くところによると
本当に一緒に暮らして実態のある夫婦であることを確認するため
夫は妻が、妻は夫が、それぞれどんな歯ブラシを使ってるか
を質問されたカップルがあるらしく、
私たちも念のため、確認し合ったりして・・・。
さて、前のインタビューが長引いたのか、
私たちが呼ばれたのは9時50分ごろ。
担当のオフィサーに連れられて小部屋に入り、
席に着く前にまず、右手を挙げて宣誓。
その後インタビュー開始。
しっかしまぁ、こんなに無愛想なアメリカ人もいるのだ!
無表情で淡々とインタビューを進めていくこのオフィサー。
機械のような日本人はそれなりに沢山見てきたけれど
私のなかのアメリカ人像は(特にハワイでは)、陽気で気さく!だったので
その対極にいるような彼には、正直言って驚いた。
彼は手元に、私たちがすでに提出した書類一式をファイルしたバインダーを広げ
(コピーを持っていく必要なかったじゃない〜)
何かを書き込んだり、質問したり。
(歯ブラシは聞かれなかったよ〜)
また彼は、証拠品の一部としてもって行った挙式やパーティの写真
−それも、自作自演(?)ではなく、多くの方々に集まっていただいて、本物の挙式をしたことがわかるもの−
には、パラパラと目を通したものの
「全部見る時間はないから」と、返却。
友人に書いてもらった例の手紙の束も差し出すと
「別に要らないのに・・・」と言いながら、目を通すこともなくそのままファイル。
(えええ〜、持って来るよう指示があったじゃない〜)
途中、
無愛想とはいえ、特に問い詰めるような厳しい態度ではない彼に、夫が
「1日何組くらい面接するの?」と、逆に質問する一幕もあり・・・。
(答えは、10〜17組程度、とのこと。 そりゃまぁ、機械的にもなるわねぇ・・・。)
結局、彼は私たちに対する疑念も問題も基本的にナシ、という印象。
なのに、なのに・・・問題は意外なところに
それは、私たちがこのグリーンカード申請の前に
婚約者ビザという別のビザを申請したこと。
#婚約者ビザは「アメリカ市民の婚約者として結婚を前提に入国するためのビザ」で
#結婚前に、日本にいるときに申請した。
私たちはいったん婚約者ビザを申請をしたものの、
取得が挙式の日取りには間に合いそうになかったので、申請を取り下げ、
結婚後に改めてグリーンカード(永住権)を申請しなおした。
そしてその際、移民局に電話 して指示をあおぎ、取り下げの理由も文書 で報告した。
ところが、こちらが取り下げようが、移民局の記録としては
移民局側がビザの発給を拒否した、
ということになるらしく
しかも、彼のもとには拒否した理由は届いてない。
つまり、ビザを発給するわけにいかなかった「ワケあり」人物か!?
という疑念があるわけ。
なぬ〜!?
で、その取り下げのやり取りの文書は今日持ってきたか?
とたずねるオフィサー。
ンなもん、もう終わったことと思ってた私たちがわざわざ持参するはずもなく・・・。
結局、私たちの婚約者ビザ申請を取り扱ったメインランド(本土)の事務所から
「拒否」の理由やいきさつに関する情報を彼が取り寄せる手続きをとって
インタビューは終了。
時刻は10時20分になるか、ならないか。
ああ、それにしても
私たちが持って行った書類は何一つ目を通すことなく
唯一持って行かなかった書類を欲しがったオフィサー。
何となく、どよ〜ん とした空気が私たちを取り巻く。
問い合わせをするたびに違う返答をするような移民局の
一体誰が、私たちの婚約者ビザ取り下げの理由を彼に告げてくれるだろうか・・・。
そもそも、私たちの取り下げの理由がきちんと記録されてるだろうか・・・。
当時、最善と思って起こした行動が、
結果的に仇(あだ)になったように思えてならなくなった。
あああ。
気の悪いまま数時間経って、ふと気がついた。
私たちが申請を取り下げた本当の理由は見つからないかもしれないけど
逆にいえば、
移民局が私たちの申請を却下しなければなかった理由も、見つからないはず。
だったら、何も問題はないじゃない
すぅ〜っ と、楽になった
その後は予定通り、(コナでは買えない品の)ショッピングと美容院 。
(今回見つけたオモシロ写真。スエーデソ式指圧(?)マッサーヅ!?)
美容院を後にして、迎えに来てくれる夫を待つ間にぶらぶら歩いてると
ヒルトンハワイアンビレッジに。
ああ、去年も来たなぁ・・・なんて思いながらそのまま中へ。
歩き疲れたし、プールサイドのバーでトロピカルカクテルでも・・・
と思いかけた私の目に飛び込んできたのが
ラーメン の文字!
食べたぁぁぁい!
その瞬間、去年ワイキキに天下一品を見つけたものの行きそびれたことを思い出した。
どうせなら、天一に、と思うものの、やっぱりちと遠い。
仕方なく今回もあきらめて、目の前のラーメン屋さんに入った。
「一人ラーメン」デビュー;;;
日本でなら特に美味しいとは思わないような味噌ラーメンが
やけに美味しく感じた。