見送りに来てくれたイルカたち
バイクライド(サイクリング)に出かけた
デイヴィッドから電話がかかってきました。
ベイにイルカが来てるよ、と。
今から支度して出かけても、私が着く頃には
もう、いなくなってるかも知れないけれど…
ダメもとで出かけたのですが、ラッキーなことに
イルカたち、まだ 遠くで泳いでいる様子。
フィンとマスクをつけて
私も静かに海に入っていきました。
早朝、という時間ではないけれど まだ少し冷たく、
その分クリアな海中の トロピカルフィッシュが鮮やかでした。
が、沖まで出てもイルカの姿は見えず、
鳴き声も聞こえず…。
もうどこかへ行っちゃったのかな…。
おろしたての新しいフィンは
水をしっかりキックしてくれる分、
脚にかかる負荷が大きいなぁ…
などと、遠くなった岸を振り返って
引き返そうか、どうしようかと思い始めたとき、
沢山のイルカに囲まれていることに気づきました。
この日のイルカたちは
ジャンプすることはほとんどなくとても静かで、
群れでリズムをとるように
調和しながら泳いでました。
とても優雅でピースフル。
イルカと一緒に過ごして
あれほど安らぎを覚えたのは初めてでした。
時々、5〜6頭のイルカが示し合わせたように
一斉に、きりもみ状態に絡み合って
深く潜っていきます。
真上から見ると、
まるで万華鏡の中で規則的に動く模様のよう。
本当に美しかった…。
いい時間を十分堪能した頃、
フィンの中で足がこむら返り。
気がつけば、身体も冷えてきているし。
イルカがそこにいる限り、
いつまでも一緒に泳いでいたいと思うのは人の常。
だけど、そこをいかに切り上げるかが
とても大事。
というのも、
この引き際に自分の中で起こるドラマには
けっこう深いものがあります。
自分のエゴを目の当たりにしたり、
自分を大切にすることや
相手を尊重するということを考えさせられたり。
これまで、イルカとの別れ際に
何度も試されるような経験をして
たどり着いたのが
「欲張らず、執着せず」という
至極シンプルなマイルール。
このルールに従って本日終了と決め、
そっとイルカの群れから離れました。
岸へ向かってしばらく泳いだ頃、
なんと、イルカたちが私のところまで
やって来てくれました。
まるで見送りに来てくれたかのようで
最後にもう一度一緒に泳いで
私は岸へ、イルカたちは沖へと戻っていきました。
ありがとう、ドルちゃん♡
(実はイルカのこと、そう呼んでます。)
素晴らしい日曜の朝でした。
▼動画はこの日のイルカたちです。
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